導入事例②のお客様は半導体製造会社様です。
下図のマスクアライナー装置を制御するPC9801をWindows10 PCにリプレースしました。

この装置は30年以上前の古い装置で、保守部品は入手困難だったため、お客様は自営保守ができず困っていました。
お客様のご要望は、アプリケーションプログラムはそのままにして、制御PCをWindows10 PCにリプレースしたいということでした。
弊社は、以下の方法で制御PCをWindows10 PCにリプレースしました。

  1. 新規にWindows10 PCを購入
  2. シリアルポートは、USB to シリアルアダプタを採用
  3. 弊社のeMD-1 PC9801エミュレータを導入して、MS-DOS V6.2及び既存アプリケーションを継続稼働
  4. OS・データ並びにアプリケーションプログラムの移行は専用ツールを使い、PC9801のハードディスクをイメージファイルとして生成し、イメージファイルをPC98エミュレータにインストール

以上で、お客様のご要望に沿うシステムを構築しました。