バックアップ用ハードディスクを設置


トラブル事例④のお客様は紳士服製造会社様です。
この事例は、トラブルを未然に防ぐ予防保守作業です。

裁断機を制御するコンピュータ(裁断機メーカオリジナルサーバ)のハードディスクを新品のハードディスクと交換し、取り外したハードディスクはバックアップ用ハードディスクとして再利用しました。

このコンピュータに元々設置していたハードディスクはIDEハードディスクでした。こちらをSATA to IDE変換アダプタを使いSSDと交換しました。
OS・データ並びにアプリケーションプログラムは、ハードディスクコピーを使ってSSDにコピーしました。
作業後、現地環境で正常動作を確認しました。

対象機器

  • 裁断機メーカオリジナルサーバ (Windows XP)

作業内容と導入メリット

  • OS並びにデータのバックアップが未取得なことからバックアップ用ハードディスクを設置
  • 生産設備トラブルの観点から最小限のダウンタイムを構成
  • トラブルに依存しないシステム構成やバックアップ体制を構築
作業ポイント

・SSDは裁断機インターフェイス仕様のIDE仕様に合わせて、SATAからIDE仕様に変換済み
・SSDは故障しにくい工業SSDを採用
旧ハードディスクからSSDへOS・データ並びにアプリケーションプログラムのフルコピーを行い、SSDを本番稼働用に
 取り付け済み
旧ハードディスクはバックアップ済み予備用として取り外して保管